私たち夫婦の結婚式は神社で行いました。
花嫁衣装は白無垢に角かくしです。
私はもともと着物が大好きで、結婚式で和装は絶対に着ようと決めていたのですが、それでも、式はドレスで教会にするか、和装で神前式にするかとても迷いました。
式場見学をした時点では、式はドレスにして、和装は前撮りで済まそうかとも思っていたんです。それでも最終的には神社で神前式という挙式スタイルを選びました。
今日は神前式に決めた理由と、実際に挙式して分かったメリットデメリットを書きたいと思います!
目次
この動画を見て神前式に決めました
和装で神前式にするか、ドレスで教会式にするか悩んでいた時に、こちらの動画をYouTubeで見て、神前式にしようと決めました。
ハッピーデイズプロダクションズという長野県松本市の映像・写真を中心としたクリエイティブ活動をされている方の動画です。
とっても素敵な動画で、自分の結婚式までに何度も何度も見返して、夫にも見てもらい、こういう結婚式素敵だねぇと二人で話していました。
長野県小谷村にある人口の7割が65歳以上という限界集落で、この地で生きていこうと決めたご夫婦の動画なのですが、
結婚式をする神社まで新郎新婦が歩いて、その道中で村のおばあちゃんたちに会い、頭を下げて挨拶をする。おばあちゃんたちも「きれいだきれいだ」とお嫁さんを見て嬉しそうな顔をしています。
日本の結婚式は美しいなぁと思った瞬間でした。
まだ「神前式にしようか迷っている」というプレ花嫁さん、是非見てみてください!
神前式をして感じたメリット5選
①白無垢で神前式は日本人だけ
ウェディングドレスでの式なら海外どこでも同じです。
和装で神前式は日本ならではのスタイル。実際、外国人のお友達に結婚式写真を見せるとかなりの高確率で「写真ちょうだい!」と言われました。
②文化財指定の建物で式を挙げられる
私たちが挙式をした金王八幡宮は1092年創建、渋谷区の有形文化財に指定されています。
挙式中も厳かな気持ちでいられました。おそらく私たち夫婦がいなくなってもこの神社はずっとここにあるのでしょうね。
③結婚指輪がいらない
実は私たち結婚指輪を買っていません。神前式は指輪交換はどっちでもいいので、私たちは省きました。
着物やドレスなどの衣装は大好きで何枚も画像を集めたのですが、いまいち指輪に興味がない私…。
夫は用意してくれようとしたのですが、納得いっていないものに何十万も(安くても10万円くらい?)払うのが嫌で未だに買っていません。
いつか「これが欲しい!」という指輪が見つかったら買うかも。
④初詣やお宮参りなど行事のたびにお参りできる
結婚式後もお参りに行ってお守りを買ったりおみくじを引いたりしています。
土日に行くと結婚式中だったり、花嫁さんがいたりして当時の自分たちを思い出して、あの時の幸せな気持ちがよみがえります。
⑤ダイエット不要?
着物は手足が出ないので、二の腕の太さとか気にすることありません。白無垢や色打掛はボリュームがあるのでカツラをかぶったり、髪を盛ってやっとバランスが取れます。
ちなみに、和装は女友達から好評でした。式後に色打掛にお色直しして写真を撮ったのですが、「超綺麗〜!」と声が上がり、写真撮影の嵐!和装での式は珍しいので、たくさん写真撮ってくれました。
逆に神前式をする上での留意点(デメリット)5選!
①披露宴会場まで移動がある
神社から披露宴会場まで移動しなくてはいけません。しかし私たちの披露宴会場だったロアラブッシュまでは車で3分くらいだったので、特にストレスはありませんでした。
車は高齢の親族用に丸一日貸し切っていたので、その車で神社とレストランを往復してもらい、招待客全員を運んでもらいました。
②式でドレスは着られない
当たり前ですがドレスを着るなら披露宴でということになります。
③打ち合わせは披露宴会場と別々
これは会場にもよるかもしれませんが、私たちは別々でした。といっても、実際に足を運んで打ち合わせしたのは見学をした一回のみで、あとは電話でやりとりしました。
④親族の人数を事前に確認
金王八幡宮は最大40名まででした。
親族と親しい友達を入れるといっぱいになりました。
おそらく大きい神社なら多少入れる人数は変わってくると思うのですが、基本って気に神社の中に入れる人の人数は40名前後だと思います。
親族が多めの方などは最初に確認した方が良いと思います。
⑤バージンロードはない
神前式では”三振の儀”といって境内をお嫁さんが歩いて社に入っていきます。
でも、私は逆にこれがしたくて神前式にしたのもあります。
境内にいる一般のお客さんからも祝福してもらえますよ!神社によっては花嫁のお母さんが手を引くようです。
ちなみに、私は披露宴の入場をサプライズで父としたのですが、喜んでくれましたよ。父が泣いていて入場時間が遅れたくらい!笑
和装の結婚式はお金がかかる?
一般的に高額と言われている、白無垢や色打掛などの和装衣装ですが、工夫しだいで”クオリティの高い衣装を安く着られる”と私は思っています。
実際に、私は神前式で白無垢、式後に色打掛にお色直しをしましたが、新郎の衣装と合わせても、全部で10万円以下で済みました。
挙式料として神社にお支払いする初穂料も、私が結婚式をした金王八幡宮は5万円でしたし、衣装代など全て含めても20万円以下で神前式をすることができました。
なので、お金のことを気にして和婚を諦める必要はないと思っています。もし、費用が気になるという花嫁さんは、当ブログで和装の衣装業者さんなど紹介しているので、参考にしてみてください。
→【関連記事】白無垢と色打掛、2着合わせて3万円でレンタルしました
神前式を選んで良かった!
私自身は神前式を選んで本当に良かったと思いっています!
迷っているプレ花嫁さんは、是非一度神社に見学に行ってみることをお勧めします。大安の土日祝日なら高確率で先輩花嫁さんの式が観れるので、イメージも湧きやすいと思いますよ!
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