実際の結婚式費用を前もって知りたい!という花嫁さんは多いと思います。
特に結婚式準備の段階では何にいくらかかるのか?具体的にイメージできないと思うので、私が実際に支払った結婚式費用の内訳を書いてみることにしました。
この記事では
- 実際に私が支払った結婚式費用の内訳(項目別に細かく記載)
- 結婚式費用の半分以上は飲食代って本当?
という内容を紹介しています。
節約したいプレ花嫁さん一緒にみていきましょう!^^
目次
【実際の】結婚式費用350万円の内訳。なんと費用の半分は飲食費でした。
私の結婚式は式は神社で神前式、披露宴は表参道のロアラブッッシュというレストランでレストランウエディングという形式にしました。
神前式には親族と親しい友人のみ、披露宴は74名のゲストを招待しました。
今日はその費用内訳を細かく書いてみようと思います。
全国の結婚式費用の相場
ゼクシィによる、結婚式の平均費用額は、全国で約359.7万円、招待人数は約71.6人。
首都圏だと385.5万円という統計が出てきました。
通常安いと言われるレストランウエディングですが、実際のところはどうなのでしょうか?
ロアラブッシュの会場使用料
会場使用料 300,000円
これはレストランウエディングにしては、相場より高いと思います。
会場使用料を半額にする方法
冬の寒い時期や夏の暑い時期、仏滅などお日柄が良くない時期は半額の15万円でした。秋の人気シーズンだったので、私たちが結婚式をした時期は当てはまらず、通常価格。
また会場によっては、結婚式の日取りを半年以内にすると100万円以上トータル費用が安くなることがあります。
婚礼料理・飲み物の費用と内訳
「料理が美味しい会場!」というのは、夫の結婚式に関する唯一の希望で、私たちがレストランウェディングに決めた理由です。
料理は試食会で一番安かった12000〜18000円のコースを6種類すべて食べ比べをして決めました。
料理・飲み物の総額と内訳
ゼクシィによると婚礼料理の平均費用はゲスト1人あたり1万5100円。飲み物はフリードリンクを選ぶ人が多く、こちらの平均額は一人あたり3900円だそうです。
私たちの実際費用はこちら。
婚礼料理 15000円×76=1,140,000円
飲み物 4000円×74=296,000円
子供用飲み物 2000円×2=4000円
合計 1,440,000円
料理も飲み物もだいたい平均と同じくらいといったところでしょうか。
料理・飲み物は結婚式費用全体の3〜4割を占めるそうですが、確かに実際に書き出してみると料理と飲み物だけで約140万円!
さらにここにウェディングケーキとウェルカムドリンクがプラスされます。
ウエディングケーキ・ウェルカムドリンクの費用と内訳
披露宴が始まる前にゲストにふるまわれるウェルカムドリンク。いまはほとんどの結婚式で提供されると思います。
私たちも迷わずウェルカムドリンクのサービスを付けました。
そしてウェディングケーキは一人当たりの金額×人数というふうに増えていくんですよね。これは自分が結婚式をしてみないと分からない事だと思います。
私たちの費用と内訳はこんな感じになりました。
ウェルカムドリンク 1000×76=76,000円
ウエディング・ケーキ 1000×76=76,000円
デザートタイム延長 1500×76=114,000円
合計 266,000円
デザートタイムの延長というのは、披露宴時間を45分延長したのでその分の追加料金です。
【ここまでの合計費用】すでに200万円越え
ここまでの合計費用は2,006,000円
飲食代と会場使用料だけで200万円越えですね。この金額にサービス料10%と消費税8%が課税されます。
サービス料 200,600円
消費税 176,528円
合計 2,383,128円
サービス料だけで20万円!消費税は17万円です。
ペーパーアイテム費用内訳(招待状・席次表・メニュー表・席札)
ペーパーアイテムは招待状・席札・席次表を用意しました。
招待状のみロアラブッシュオリジナルのものをオーダーし、宛名書きも追加料金で人数分お願いしました。
招待状と封筒セットの金額と宛名書きの費用はこちら。
招待状 500×65=32,500円
宛名書き 250×14,250円
予備の招待状 460×5=2,300円
合計 64,050円
席札・席次表はPIARY(ピアリー)楽天市場店で買いました。席次表にメニュー表とプロフィール表もまとめたのでかなり、リーズナブルになりました。
合わせて15000円ほどだったと思います。
ペーパーアイテムについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
会場装花の費用内訳
会場装花はロアラブッッシュ提携のフラワーズネストというお花屋さんにお願いしました。
会場装花 157,000円
ロアラブッッシュは建物自体が雰囲気のある洋館で、内装や家具もおしゃれなのでそこまでお花で飾らなくても十分ステキな雰囲気でした。
なのでゲストテーブルやメインテーブル以外のお花はほぼなし。
結婚式当日の会場装花やブーケについてはこちらの記事にまとめています。
司会・プロジェクター使用料
披露宴でお願いした司会者さんと、プロフィールムービーなど演出で使用したプロジェクターの費用はこちら。
司会 70,000円
プロジェクターなどレンタル 38,000円
合計 265,000円
ヘアメイク(ドレスのみ)費用内訳
私は和装で神前式をして披露宴のみウェディングドレスだったのですが、和装と花嫁着付けは外部の業者さんに個人手配したので、
ウェディングドレスのヘアメイクのみ提携美容室のヘアメイクさんにお願いしました。
ヘアメイク(洋装)80,000円
メイクチェンジ 5000円
ヘッドパーツチェンジ 5000円
合計 90,000円
事前のヘアメイクリハーサルも入れてこのお値段です。
結婚式当日の記念写真・ビデオの費用内訳
地味にお金がかかる写真関連。
一生に一度だからと映像やスナップ写真、アルバムの質など金額が跳ね上がっていきます。笑
上でも書いた通り私は神社で神前式をしたので、出張料など追加で発生しました。アルバムは自分でデザインしたかったのでお願いせず、データのみもらいました。
写真・ムービー作成費用はこちら
記念写真 5ポーズ×3セット 125,000円
スナップ写真 134,000円
神社への出張料 20,000円
DVD撮影 115,000円
神社への出張料 12,000円
合計 406,000円
スナップ写真と記念写真の違い
スナップ写真というのは結婚式中の様子を撮影する写真のことで、
↓例えばこんな感じです
記念写真は新郎新婦二人での記念撮影で、見開きのアルバムになるもので、
こういう写真です↓
私は和装とウェディングドレス合わせて5ポーズ分お願いしました。
両家の両親にひとつずつプレゼントしたため、3セットという計算になっています。
あまり大きな声では言えませんが、写真に関しては後悔している点が多く、30万円以上(しかもアルバムは作ってない)払ったのに残念なクオリティでした…。
費用と関係ないので書きませんが、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
タキシード・ドレス持ち込み料の費用内訳
和装は個人手配し、ウェディングドレスも外部業者さんのドレスを着たのでロアラブッッシュの提携でお願いしたのは新郎のタキシードのみでした。
実際に払った費用はこんな感じです。
新郎タキシード 130,000円
新婦ウエディングドレス持ち込み料 10,000×2=20,000円
合計 150,000円
ウェディングドレスに関しては持ち込み料を取られたのですが…1着につき1万円…。本当に地味に痛手です。
衣装を持ち込みしたい花嫁さんは契約前に、持ち込み料のことなど相談しましょうね!
ここまでの合計費用(手配関連①)
ロアラブッシュで手配をお願いしたペーパーアイテム、会場装花、司会、ヘアメイク、写真の合計費用
合計 830,050円
ここにプランナーさんの仕事に対して支払うコーディネート料というものが加算されます。
コーディネート料 80,000円
合計 910,050円
この合計を手配関連①とします。
引き出物・引き菓子・縁起物の費用(手配関連②)
引き出物も1人短歌×人数で増えていくので、招待人数や引き出物の内容によって変化していくものです。
私はゲストによって内容を変える”贈り分け”をしたのでちょっと計算が複雑になるので、全体的な引き出物費用だけ書いておきます。
引き出物 207,400円
引き菓子 60,000円
縁起物 60,000円
ロアラブッシュ紙袋 280×60=16800円
引き菓子サンプル 5200円
合計 349,400円
引き出物1人当たりの金額や内容はこちらの記事に書いていますので、詳しくはこちらどうぞ。
引き出物・引き菓子・縁起物は結婚式に出席していないけど、お祝いをくださった方へのお返しとして少し余分に頼んだのと、
引き出物を入れる紙袋はロアラブッシュのオリジナルデザインのものを手配してもらいました。
ここまでの合計を手配関連②とします。
手配関連①と②の合計費用
結婚式でかかった飲食費と会場費以外の費用合計です。
手配関連①と②の合計費用
合計 1,259,450円
そして、この金額に消費税8%がかかってくるので、
消費税8% 100,756円
合計 1,360,206円
ロアラブッシュでの披露宴費用全ての合計
この手配関連の合計に最初に出した飲食費・会場使用料を足すと、ロアラブッシュでの披露宴費用になります。
2,383,128円+1,360,206円=3,743,334円
ですが、最初のロアラブッシュ予約時に振り込んだ予約金10万円が返ってくるのと、
ロアラブッシュで引き出物引き菓子を手配した特別特典(10万円割引)が入るので
予約金 −100,000円
特別特典 −100,000円
3,743,334円−200,000円=3,543,334円
合計 3,543,334円
ロアラブッシュでの披露宴費用は約350万円という計算になりました。
これ以外にかかった費用内訳
上にも書いた通り、神前式をしたので、神社にお支払いした費用、和装のレンタル、花嫁着付けなどこれ以外にかかっています。
神前式 214,220円
オーダー・ウエディングドレス 約500,000円
両親にプレゼントした体重ベア(2体) 12,000円
祖父母へのプレゼント 20,000円
こころづけ 40,000万円
当日受付をしてくれた友人や、ヘアメイクやロアラブッシュのスタッフさんへ5000円ずつ包んでお渡ししました。
うーん、披露宴費用と合わせると4,229,554円
総額は400万円越えですね。
神前式は和装のレンタルと着付け合わせて10万以下で抑えたので、かなり節約した方ですが約20万円ほどかかりました。
そして御心付は個人的にケチってはいけない部分だと思っているので、しっかり包ませてもらいました。
ウエディングドレスは提携外の業者から持ち込み
ウエディングドレスは提携外だったひなぎくさんという、ウエディングドレスのアトリエでオーダーして持ち込みました。
現在はロアラブッシュと提携になったらしいので、持ち込み料は取られないと思います
結婚式費用・全てを負担するわけではない
新郎側・新婦側 結婚式費用の分け方
当たり前ですが、これらの結婚式にかかった費用を全額負担するわけではありません。
まず、披露宴費用の支払いは新郎側・新婦側で細かく分けました。
飲食代や引き出物はそれぞれ読んだゲストの人数分負担するようにし、衣装代は自分で着たものは、自分で払うということにしました。
それ以外の会場使用料や司会、会場装花などは折半です。
ここに、ご祝儀が返ってくるので、自分たちで払った金額は50万円ほどじゃないかと思っています。それに関してはまた別記事でまとめたいと思います。
新郎側・新婦側 結婚式費用の負担額は?
披露宴の費用負担額は、上記で書いたルールで分けたところ、
新郎側 2,073,623円
新婦側 1,469,711円
という金額になりました。
これはロアラブッシュでの披露宴費用の負担割合で、新郎家の方が招待した親族やゲストの数が多かったため、この結果になりましたが、
ドレス代や和装の衣装代など足すと新郎側・新婦側で同じくらいの金額になると思います。
結婚式費用の支払い時期は?
気になる結婚式費用を支払うタイミングですが、まず、神社への挙式料(正確には初穂料という)は当日神様にお納めするものなので、結婚式当日に神社へお渡しします。
それ以外にかかった和装代は、業者によるとおもいますが、私がお願いした気付け家さんは当日現金でお支払いしました。
ロアラブッシュへの披露宴費用は結婚式1週間前に銀行振り込みでお支払いしました。
(結婚式当日に支払うということもできるようです。)
結婚式会場によってはクレジットカード払いや、当日支払に対応している会場もあるので、費用を支払うタイミングや方法など気になる方は、会場を予約する前に確認しておきましょう。
私の結婚式費用は安いのか?高いのか?
冒頭に書いたように、首都圏の結婚式費用の相場は約385万円。
私の結婚式費用は神前式やウエディングドレス代を入れると400万円越えなので、平均よりも少し高いかもしれません。
ですが、白無垢で神前式をするのは夢でしたし、ロアラブッシュというレストランもとても気に入った会場だったので、全く後悔はないです。
そして、費用の金額だけで見ると高いかもしれませんが、和装で神前式をしたにもかかわらず、このお値段は逆にリーズナブルだったのでは?と思っています。
結婚式費用の半分は披露宴の飲食代である
そして結婚式費用の内訳を書き出してみて、わかったことは、結局結婚式でお金がかかるのは、披露宴での飲食代なんですよね。
最初に書いたとおり、料理・飲み物・会場使用料だけですでに200万円越え、結婚式にかかった費用の半分は食べ物です。
これはなかなかの衝撃の事実でした!
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