家族や友人など今までお世話になった方に感謝の気持ちを伝えたい結婚式。
大切な人全員に出席してほしいけれど、高齢のおじいちゃんおばあちゃんが結婚式に来れないという状況はあると思います。
実は私も父方の祖父が高齢のため結婚式に来れなかったのですが、
祖父には少しでいいから花嫁姿を見て欲しかったし、家族の中で祖父だけが結婚式に参加できないというのは寂しい感じがしたので、自宅で花嫁衣装を着て一緒に写真を撮りました。
この記事では
結婚式に来れない祖父母へのプレゼントは?
自宅で祖父母と花嫁衣装で写真を撮る方法は?
目次
結婚式に来れない祖父母へのプレゼントと一緒に花嫁衣装で写真を撮る方法
祖父母と一緒に暮らした独身時代
ありがたいことに私の祖父母は4人とも全員元気なのですが、90歳近い父方の祖父は結婚式に出る体力がないという理由で結婚式には出席できませんでした。
以前記事に書いたこともあったのですが、私は結婚するまで実家暮らしで、今時めずらしく祖父母と同居という家だったので、ずっと祖父母がいる暮らしが当たり前でした。
なので祖父母に育ててもらったといっても過言ではなく、できれば花嫁姿を見て欲しかったんです。
自宅で花嫁衣装を着て写真撮影
結婚式に来れない祖父に花嫁衣装を見せるために、私が選んだのは自宅で花嫁衣装を着ることでした。
実際には和装のリハーサルを自宅で行ったので、本番と同じというわけではありませんでしたが、白無垢と色打掛を着て祖父母と一緒に写真を撮れたので、とても良い記念となりました。
祖父もとても喜んでくれ、現像した写真をプレゼントすると、しばらく眺めてから大事にしまっていました。
その後、視力が低下した祖父
結婚式後もうすぐ3年が経とうとしていますが、現在祖父は白内障が悪化して以前よりも急激に視力が落ちてしまいました。
その姿を見ると、しっかり目が見えていた時期に花嫁姿を見せられてよかったと思っています。
高齢になってからの1年、1ヶ月というのはとても尊いものです。なるべくおじいちゃんおばあちゃんが元気なうちに感謝の気持ちを伝えたいものですよね。
結婚式に来れない祖父母と記念写真を撮ろう!
おじいちゃんおばあちゃんが遠方に住んでいたり、入院していたりすると難易度は上がるかもしれませんが、
結婚式に来れないおじいちゃんおばあちゃんと一緒に写真を撮る方法を考えたので紹介したいと思います。
セルフ前撮りで記念撮影
自宅や公園など好きな場所や衣装で結婚写真を撮るというセルフ前撮りが流行っており、
ドレスなど衣装や小物をネットで安く購入し、手持ちのカメラやスマートフォンなどで新郎新婦自ら結婚写真を撮るという方法です。
おじいちゃんおばあちゃんのお家で撮影すれば、花嫁衣装で一緒に記念写真を残すことができます。
必要な物はウェディングドレスと、スマートフォン用遠隔シャッターボタンや、スマホ用三脚のみ。
画像出展:【楽天】ウェディングドレス
画像出展:Amazon
画像出展:Amazon
もちろん家にカメラや三脚がある場合は買う必要ないですし、そうなると花嫁衣装のみ揃えれば実現可能です。
三脚やシャッターボタンは1000円前後から購入可能なので、自分のスマートフォンで撮影したい方は購入してもいいと思います。
購入したウェディングドレスは二次会用や新婚旅行先のウェディングフォトなどで活用したり、後輩花嫁さんにお譲りするなどして活用します。
新郎さんの衣装は蝶ネクタイや、こだわりたければ1万円前後のタキシードレンタルがあります。
画像出展:【楽天】デニム蝶ネクタイ
画像出展:【楽天】 タキシード レンタル
でも手持ちのスーツでも十分雰囲気は出るので、特にこだわりがなければ不要かと思います。
和装で自宅前撮りも可能!
格安白無垢&紋付セットレンタル
価格:39800円
画像出展:楽天格安白無垢&紋付セットレンタル
ドレスよりも費用はかかりますが、和装でおじいちゃんおばあちゃんと写真を撮ることも可能です。
楽天には白無垢や色打掛など和装の花嫁衣裳を格安でレンタルできるサービスがあり、例えば上の画像の白無垢・紋服セットは39,800円でレンタルすることができます。
↓色打掛なら2万円代〜あり
色打掛レンタル17点フルセット
価格:27600円
画像出展:楽天色打掛レンタル17点フルセット
着付け業者はもし見つからなければ、私は着付け家 さんがオススメです。
花嫁着付けをお願いすると格安で和装の衣裳も借りることができます。
私は結婚式で花嫁着付けと衣裳のレンタルをお願いしましたが、着付けヘアメイク、衣裳レンタルすべて込みで10万円以下でした。
カメラマンを派遣してくれるサービスなら好きな場所で撮影可能!
カメラマンのみ手配したいという場合にはfotowa(フォトワ)という「写真を撮って欲しい人」と「写真スキルを持っている人」の出張撮影マッチングサービスもおすすめです。
日付・地域・撮って欲しい内容でフォトグラファーを検索して、撮影を依頼することができ、プロのカメラマンさんが
平日の場合、撮影料金は19,800円(税抜)、 土日祝日の場合は23,800円(税抜)で出張してくれます。
料金内には75枚以上の写真データ ・フォトグラファー指名料 ・60分間の撮影料 ・出張料などが含まれており、追加料金の心配もありません。
全国で探せるので、カメラマンをお探しの方は検索してみるといいと思います。
フォトワに関しては以前サービスをまとめたので、よかったら参考にしてみてください!
→【関連記事】フォトワのカメラマンの選び方や人気カメラマンを紹介!
セルフ前撮りする場所やタイミングは?
撮影場所は祖父母宅がベスト
セルフ前撮りのタイミングは結婚式前が良いと思いますが、式の準備で忙しく時間が取れない場合は、式後でも良いと思います。
その場合は結婚アルバムや式当日のムービーなども一緒に持って行ってあげると、喜ぶのではないでしょうか。
場所はおじいちゃんおばあちゃんに負担がかからないよう祖父母宅か、もし病院や施設にいるなら事前にスタッフの方に相談してベストな場所を決めると良いと思います。
撮った写真をプレゼントしよう!
撮影した写真を現像し、プレゼントしましょう!写真屋さんで現像しても良いですししまうまプリントなどのネットプリントを利用しても良いと思います。
Lサイズの写真が1枚5円から現像できるので、たくさん現像して手作りのアルバムを作っても素敵です。
もしおじいちゃんおばあちゃんが目が悪いなら、大きめサイズのアルバムを作りましょう。
本格的なアルバムにしてもよし!
画像出展:フォトレボ
もし結婚式当日や前撮り写真がデータであるなら、本格的なアルバムが作れるネットサービスを利用しても良いと思います。
私は実際に結婚式当日や、祖父母と一緒に写っている子供の頃の写真を1冊のアルバムにしてプレゼントしました。
式場でアルバムを頼むと1冊10万円だったのですが、自作したアルバムは3000円ほどで済み、しかも内容も好きな内容に編集できたので私はアルバムを自作する方がオススメです。
ハードカバーの本格的なアルバムならフォトレボ、A5サイズのアルバムが498円〜作れるしまうまプリントなど選択肢があるので、自分の好みに合わせて作成してみてください。
結婚式に来れない祖父母へのプレゼント
記念撮影が厳しい場合、感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈ると良いと思います。
これもいくつか考えたので紹介します。
好きな写真とキャンバス地でオーダーできる時計
画像出展:キャンバスプリント
好きな写真をキャンバスにプリントして時計にしてくれるサービスです。出来上がった時計は壁にかけたり、テーブルに置いたりしてインテリアとして楽しめます。
キャンバス生地なので額縁などに比べて軽く、ガラスを使用していないため万が一の落下時も安心です。
軽くて安全な素材でできているので、おじいちゃんおばあちゃんでも簡単に扱えます。
1枚の写真で作るタイプや8枚の写真を組み合わせて作るタイプなど選べるので、興味のある方は公式サイトを見てみてください。
結婚式のブーケを加工してプレゼント
画像出展:シンフラワー
結婚式当日のブーケをボトルブーケや押し花にしてプレゼントする方法もあります。
結婚式後にブーケを送ると長期間保存可能な加工をしてくれ、立体的なボトルブーケにしたり押し花に加工したりしてくれるアフターブーケというサービスです。
上の画像はシンフラワーという会社からお借りしたのですが、画像のように一つのブーケを複数のボトルブーケに加工したり、押し花にして写真たてにしてくれたりします。
画像出展:シンフラワー
「結婚式の時のブーケだよ」と言って手渡してあげると、とても喜ばれると思います。アフターブーケについては大きさや加工方法などたくさん種類があるので、興味があればシンフラワーのサイトを見てみてください。
振袖を花嫁衣装にする
画像:オリフリ
もし成人式の振袖をおじいちゃんおばあちゃんが買ってくれたなら、手持ちの振袖を花嫁衣装にするという方法もあります。
オリフリというハサミを使わずに仕立てる特許技術なのですが、上の画像のように振袖を花嫁衣装に仕立て直し、使用後はもとの振袖にもどせます。
色打掛か引き振袖に仕立てられるので、前撮り撮影や結婚式にいかがでしょうか。
オリフリに関しては仕立て事例など、記事にまとめたのでこちらも合わせて読んでみてください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
長々とここまで書いてしまいましたが、読んでくれたということは、あなたはきっとおじいちゃんおばあちゃん思いの優しいお孫さんなのでしょうね。
その、おじいちゃんおばあちゃんが大好き!という気持ちは必ず伝わると思います。
あなたがおじいちゃんおばあちゃんを思うように、きっとおじいちゃんおばあちゃんの方も、あなたのことを大切に思っているはずですから。
この記事が参考になれば嬉しいです!
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